~神戸 日本料理たむら~ 新春懐石は目で見て美しい、味わって奥深い
家族で新春懐石ランチ(*^-^*)和食の繊細さは素晴らしい♪
お正月は、母への休暇と感謝も込めて、ほぼ外食で過ごしておりました!
ちょっとずつアップしていきます。
年明け訪れたのは、日本料理の「神戸 たむら」さん。
こちらは東京のつきぢ田村より独立したお店で、神戸ポートピアホテル内にある落ち着いた和食店です。
頂いたのは、新春懐石コース。お正月ならではの、おでめたい器、盛り付けを存分に楽しみました。
【前菜 盛り合わせ】
おめでたい松が豪華に飾られた前菜。松風焼や紅白そうめんで揚げられた海老のすり身。和食は本当に繊細だなぁと思います。
「松前焼きってめっちゃ作るの手間かかりそう~」と本音を漏らしたところ、母は「これすぐできるねんで!」と一喝。
うーん、母親の料理の腕前にはまだまだ敵いそうにない(;^ω^)💦
【椀 紅白巾着豆腐】
金箔で飾られたお椀がすでに美しい✨
中を開けると、ぷよぷよの巾着が登場。お豆腐と魚介のすり身がうまく包み込まれて中はフワフワ。なんといっても、木の芽がとってもいい香りでアクセントになってます。
木の芽はあまり海外で見たことがないから、和食独特の香草なのかもしれません。
【造里】
神戸は、港町で瀬戸内海の島々より美味しい海鮮が届きます!!特に明石、徳島の方が、潮目が荒く、渦潮でも有名で身が引き締まった美味しいお魚が豊富なんです。
上下に国鳥の鶴があしらわれた、なんとも優雅なお皿。
【焼き物 寒鰤難波焼き 奈良漬卸し和え】
難波焼ってなんぞや?と興味があって、お店の方に聞いてみました!
『難波』は、大阪の地名なんですが、昔難波は葱の生産地として有名だったことから、葱を使った焼き料理のことを『難波焼き』と呼ぶんだとか😲
これも玉手箱みたいな器。
味付けは、鰤の西京味噌焼きです(*´ω`) 寒ブリは脂が乗ってて美味しい。
ほんでもって関西は奈良漬をやっぱり食べます!
奈良漬は、瓜・きゅうりなどを酒粕に漬けた奈良発祥のお漬物。関西は、白鶴等の灘の日本酒も有名で、酒粕が大量の出るので、そのためだと推察しております。
【煮物 梅おかき揚げ饅頭 銀餡・蟹身】
これまた金と銀で色付けされた美しいお椀°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
周りは本当にクリスピーなサクサクの大振りの衣。蟹身を山葵でさっぱり頂きます。
「銀餡」ってなんじゃらほい... というと、葛を用いて作る餡。
昆布などの出汁で味付けされているけど、色がつかないように綺麗に透き通った色をしているのが特徴なんです。
【食事 新蕎麦・蟹しらすご飯】
締めは、関西の定番 ニシン蕎麦か蟹しらすご飯を選びます。
ニシン蕎麦は、やはり二八の白くて、細目のお蕎麦。いやぁ・・・ニシンがほんまに美味しく煮付けてある(≧▽≦)
で、もってこちら父セレクトの蟹しらすご飯。
父に写真をゆだねたら、案の定撮るの下手っぴですみません(m´・ω・`)m ゴメン…
土鍋炊きで、お味で上品で最高に美味しかったです!
【水物 甘味】
超熟のメロン様と、お抹茶♡ いやぁ、こんな熟れ熟れメロン・・甘い。最高に甘いぞ。
店内もお正月のお飾りがたくさんで、見ているだけで心惹かれました🎍
和食は味わうのはもちろん、名前の由来は地方ならではの調理法を歴史や文化と一緒に辿るのが楽しみの一つでもあります。ごっつあんです!!!
<お店はこちら>